オンライン英会話で面接対策する意外なコツ3つ【転職・就職向け】
外資系への転職や海外の企業への就職の際に避けて通れないのが英語での面接。
「きちんと自分をアピールできるのか?」
「一人で練習したけど十分だろうか?」
「そもそもオンライン英会話って面接対策できるの?」
このような不安がある人も多いだろう。そこで、今回はオンライン英会話で実施できる面接の対策のコツと厳選したオススメのオンライン英会話を紹介してる。
筆者ペンギンどんぶりも日本のブラック企業から、外資系上場企業への転職成功の経験した。そして、その後に他の外資系企業への転職を行ったときの経験を通して記事をまとめた。
英語の面接対策で大切なこと5つ
英語の面接で大切なことは英語をネイティブスピーカーのようにペラペラ話すことではない。どのように相手に効果的に自分をアピールできるか?だ。
応募した職種を英語で説明できるようにする
面接のときに自分の応募する職種や会社のビジネスについて、英語で説明できるようにしておくことは強くオススメする。それは以下のような質問に備えるためだ。
- あなたはこの仕事をどのように理解していますか?
- なぜこの仕事に興味を持ったのですか?
- 今までの経験で培ったスキルでこの仕事・チームに貢献できるものはありますか?
など
経験・職歴は説明できるようにする
自分の職歴や実績などは英語で説明できるのは英語面接を受ける上での絶対条件である。自分の経歴も実績も話す準備ができていないと、やる気がないと思われても仕方がない。
補足:英語で職歴説明の整理方法の秘訣
闇雲に自分で説明内容を考えるのが不安な人も多いだろう。そこで、いくつかの会社の募集要項(Job description/JD)を確認することを強くオススメする。ここで自分の職種の業務を英語でどのように表現するのか参考にできるはずだ。
例えば、アカウントマネージャーという職種の場合は以下のように検索して、英語の募集要項を確認する。すると、”Account Manager is responsible for…”のようにその職種に求められるスキルがチェックできる。
検索例: Account Manager job description
(“Account Manager"の職種の募集要項や定義が検索結果に表示される。)
筆者も転職の時には、現職と応募職種をどのように英語で表現するのかを毎回確認してアップデートするようにしている。
個性をアピールするポイントの整理
職種・経歴などは事実である。それに加えて、自分の個性・強みを伝えるためのスキルや性格などは事前に整理しておいた方が良い。
日本では謙虚さや、協調性が重要視される。しかし、海外の文化では個性や、あなた自身にしかない強みを重視する傾向もある。そのため、英語表現と並行して、一度自分自身のアピール内容を整理した方が良い。
数字・期間など客観的事実を伝える
英語で話すときに一瞬止まってしまいがちなのが、数字の表現や期間の表現だ。ただ、これらは自分のキャリアや実績を表現したいのであれば、絶対に外してはいけない。
そのため、数字や期間などはスラスラ言えるように何度も練習することが必須だ。イメージしやすいように以下に例を挙げている。
- 年間売り上げを3倍アップさせた
- 入社1年で売り上げ目標200%達成
- コスト30%削減に貢献
- プロジェクトを1か月早めに完了
- 通常更新率60%のところ、85%の契約更新をキープ
など
筆者も数字表現は苦手なのだが、自分が売り上げ貢献したことや、短期間で完了させたプロジェクトなどは練習するようにしている。
自信を持って、大きな声でハキハキと!
「英語に自信がない。」、「伝わっているか不安だ。」という気持ちはあるかもしれないが、その自信のない態度は自分のキャリアに自信がないように取られてしまう。
面接官は英語力をチェックしているのではなく、あなたのキャリアやスキルを確認している。そのため、発音の正しさや文法を気にして声が小さくなるよりも、大きな声でハキハキと表現した方が100%お得だ!
転職・就職の向け英語の面接対策ができるオンライン英会話【厳選2つ】
オンライン英会話で英語の面接の練習もできる。ただし、どのオンライン英会話でも可能なわけではない。
きちんとビジネス英語に対応しているオンライン英会話を選ばないと、まったく面接の練習にならないので気を付けてほしい。
ここでは厳選した2つのオンライン英会話を紹介している。
Bizmates(ビズメイツ)
ビジネス英語に特化したオンライン英会話として最も有名なビズメイツ(Bizmates)。仕事で英語を活用することにフォーカスしたカリキュラムを提供している。
講師もビジネス経験者のみでMBA保持者や経営者などもいる。そして、さまざまな業界の仕事の経験者が在籍している。
- 仕事で使う英語を近道で身に付けられる
- 業界特有の英語もきちんと学べる
- スキマ時間でもビジネス英語を学べる教材も豊富
- ビジネス英語向けレッスンに特化した講師陣
ビズメイツの詳細を知りたい人向け ⇒ ビズメイツ(bizmates)【評判・レビュー】
プラン | 料金(税別) | レッスン時間 | 1レッスン25分あたり ※1ヵ月間(31日)換算 |
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毎日25分プラン | 12,000円 | 1日25分 × 1回(25分) | 390円 |
毎日50分プラン | 18,000円 | 1日25分 × 2回(50分) | 290円 |
毎日75分プラン | 27,000円 | 1日25分 × 3回(75分) | 290円 |
毎日100分プラン | 36,000円 | 1日25分 × 4回(100分) | 290円 |
レアジョブ
レアジョブの一番の特徴は講師・レッスンの質の高さとコスパの良さの掛け合わせだ。顧客満足度も評価されているオンライン英会話の一つ。
レアジョブは”ビジネス英会話コース”も提供している。スピーキングのみではなく、ビジネス環境で役立てるよう、リーディング・リスニング・ライティングも共に向上できるよう設計されている。
- 6,000人以上の質の高い講師が揃い、顧客満足度No.1のクオリティ
- ビジネス英会話コースでは、その講師陣の中でも上位10%の講師を優先的にアサイン
- PCPP学習モデルに基づき効率的なレッスンを提供
- 10段階の細かいレベル分けで効果的なレッスンを提供
レアジョブが人気の秘密を知りたい人向け ⇒ レアジョブ(rarejob)【評判・レビュー】
コース | レッスン回数 | 料金(月額) | 1レッスンあたり |
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日常英会話コース | 月8回 | 4,200円 | 525円 |
日常英会話コース | 毎日1レッスン | 5,800円 | 187円 |
日常英会話コース | 毎日2レッスン | 9,700円 | 156円 |
日常英会話コース | 毎日4レッスン | 16,000円 | 129円 |
ビジネス英会話コース | 毎日1レッスン | 9,800円 | 316円 |
オンライン英会話を活用した面接対策のコツ
英語の面接はひとりひとり内容が異なる。そこで、オンライン英会話を面接の練習として活用するコツを紹介する。
応募職種を講師に説明する
オンライン英会話の「フリートーク」で面接練習を行う場合は、まず講師に応募する職種と自分の仕事の説明を行う。
講師に理解してもらい、より効果的な面接の練習をする目的もあるが、英語の説明に慣れるというメリットもある。
簡潔にアピールする表現のアドバイスを受ける
事前に、自分の説明をよりプロフェッショナルに、そしてよりシンプルに表現を教えてほしいと伝える事を推奨する。日本語では簡単に説明できることも、英語では遠回しに表現してしまっていることがあるはずだ。
面接は時間が限られているので、シンプルに効果的に伝えるということは非常に重要になってくる。
- 数値を含んだ実績の説明する表現
- チームをマネジメントしていた時に工夫した内容の表現
- クライアントと難しい交渉があったときの解決した経験を説明
など、特に強調したい実績の表現方法はアドバイスをもらうといい!
悪気がなくても失礼な表現や見下した表現、自信のないニュアンスになってしまっている可能性もあるから、アドバイスをもらった方が安心!
ロールプレイで練習
ビジネス向けテキストの”面接(Interview)”のテーマのものを活用しても良い。フリートークで面接のロールプレイをお願いする方法もある。
テキストに合わせて面接のロールプレイを行う場合は、以下のような面接のお作法を身に付けることを心掛けると良い。
- 最初のあいさつ
- 聞き取れなかった時の返し方
- 強調したいポイントへの前振り
- 自分から企業・面接官に質問をするとき
- 最後のあいさつ
フリートークで実施するロールプレイの場合は、事前に自分で想定質問をいくつか準備して、講師に渡す方がスムーズだろう。
テキスト同様に面接のお作法・マナーを心掛けるのも重要だ。それに加えて、事前にいくつか準備をしておいた方がレッスンがスムーズになる。
- 想定質問を共有
- 特に練習したいポイントを講師に伝える
- (ビジネス経験のある講師であれば)他に想定される質問をランダムで投げてもらう
オンライン英会話で面接対策するコツ:まとめ
今回は不安な英語面接をオンライン英会話を活用して解決するコツをまとめてみた。
英語の面接は準備も英語、本番も英語と難しいことも多いけど、練習することで就職・転職成功へ近付けるのは確実だ。大切なのは「徹底した準備→何度も練習する→自信を持って挑む」。ぜひ心掛けてみてほしい。