英会話で使える効率的な単語の覚え方【2種類の英単語って?】
読める・聞けるけど、会話に使えない英単語の違いとは?
読めるし、リスニングで意味も分かるのに、思うように英会話で活用できない単語が存在すると思う。今回は、それらの知ってるけど使えないというギャップをどのように埋めていくのかを紹介する。
あなたが勉強した単語には「パッシブ・ボキャブラリー」と、
「アクティブ・ボキャブラリー」の2パターンがあるのをご存じですか?
英単語に2つのパターンがあるの!?
それが私が知ってるのに、英会話で上手く使えない単語に関係するの??
パッシブ・ボキャブラリー
「パッシブ・ボキャブラリー」とは、読めるし、聞けば分かるけれど、自分で会話などで使えない単語。
つまり、知っているけれど、思ったように使えない英単語のことだ。
英語のスピーキングの練習の時に「あれ?あのこの前見た単語って、なんだったっけ?知ってるはずなのに・・・あの単語が使いたいのに・・・」という経験がある人も少なくないはず。
アクティブ・ボキャブラリー
「アクティブ・ボキャブラリー」は会話や文章でスムーズに使える単語。もちろん理解もできる単語だから、
アクティブ・ボキャブラリー < パッシブ・ボキャブラリー
となる。この「アクティブ・ボキャブラリー」を増やすことで、より自分の意見や言いたいことを英語で伝えやすくなるはずだ。
英語のリーディング・リスニングがすごく得意で、TOEICも高得点。
だけど、英会話になると単語が出ないという人は「パッシブ・ボキャブラリー」は豊富にあるのに対して、「アクティブ・ボキャブラリー」が少ないのかもしれない。
効率的な会話で使える英単語の増やし方
よく会話する相手を想像して独り言
英語の勉強、特にスピーキングにおいては、「話す練習」が最も効果的だ。しかし、相手がいる会話だと、自分の思い通りに会話が進まないことも多い。
そこで、簡単に話すチャンスを増やせて、思い通りに会話を進められる方法がある。それは一人で話す。つまり独り言だ。
そして、独り言のときに相手がいるイメージ。特に自分が良く会話する相手をイメージすると一人でも「英語で会話している感」が感じられる。
興味のあるトピックスでオンライン英会話
単語が記憶しにくい原因の一つが、その単語や関連トピックスに興味が持てないことだ。興味のない日本語も使えるようになるのに時間が掛かるのと同じ。
しかし、自分の興味のあるトピックスであれば、イメージも紐づけやすい。そして、強くイメージを持てるということは、あなたの脳が記憶する手助けにもなる。
愚痴、ノロケなども英語で日記を書く
ストレスになっていることや、人に話しにくい話は、良くも悪くも強い感情が伴っている。そこで、毎日とは言わずとも、ストレス解消ついでに、「英語の日記」という形式でアウトプットするのもオススメだ。
もちろん、可能であれば、独り言やオンライン英会話でも「愚痴」、「ノロケ」などの関連は、強く感情と紐づけられるので、その単語をより記憶しやすくなるはずだ。
私もオンライン英会話の先生に仕事や上司のグチを伝えるために、
”優柔不断”、”えこひいき”などの単語をスラスラと覚えた(笑)
まとめ
要注意なのが、「パッシブ・ボキャブラリーの数=アクティブ・ボキャブラリーの数」である必要はない。そこで凹む必要も全くない。
日本語でも意味は知っているけど、会話でうまく活用できない単語や熟語などありませんか?
- 英単語には「パッシブ・ボキャブラリー」と「アクティブ・ボキャブラリー」がある
- 話せる単語を増やすには「アクティブ・ボキャブラリー」を増やす必要がある
- 話す単語の増やし方は、イメージや感情と強く紐づけて単語を覚える